パワーストーンのブレスレットを選ぶ際に、玉の数に意味が込められていることをご存知でしょうか。
例えば、奇数の石で構成されている場合「陽のエネルギー」を、偶数の場合は「陰のエネルギー」を表すと言われています。
素数はもっと特別な意味を持っています。
ブレスレットには何種類の石を使用するか、配置や組み合わせがどんな意図や願いを強化するかも解説していきます。
- ブレスレットの玉の数の意味と、象徴するエネルギーとは
- 奇数や偶数、特に素数の玉の数が持つ意味とは
- 石の配置がエネルギーと与える影響について
- 異なる石の組み合わせ方と、個々の意図や願いは
ブレスレットの玉の数 最適なのは?
玉の数を奇数にした場合、偶数にした場合の意味を紹介します。
まずは、必要となる玉の数の目安です。
女性の手首の細めですとサイズは14cmほど。
丸玉4mmで約40個
丸玉6mmで約26個
丸玉8mmで約21個
丸玉10mmで約17個
一般的な女性、細めの男性で16cmほど。
丸玉4mmで約45個
丸玉6mmで約29個
丸玉8mmで約23個
丸玉10mmで約19個
の玉数が必要になります。
玉の数が奇数、素数
ブレスレットの玉の数を奇数や素数にすることには独特の意味があります。
奇数は、一般的に積極性や行動を促す「陽」のエネルギーを象徴しています。
その中でも素数はさらに特別な位置を占め、より深いレベルでのスピリチュアルな影響を持つと言われています。
素数とは、1と自分自身以外では割り切れない数のこと。これには「純粋で分割不可能な力」があると考えられています。
例えば、3はコミュニケーションや表現の力を、7はスピリチュアルな成長や内面的な洞察を、11は高次の直感や霊的なメッセージを受け取る能力を象徴していて、パワーストーンの効果を強化するとされています。
奇数、素数の玉数のデザイン
実際にブレスレットを作る時に使う素数は、「17、19、 23、 29、 31、 37」くらいですね。
奇数の場合、1つ余るため左右対称のデザインにする事が難しいです。
シンプルに1種類で作るか、中心を作ったデザインが良いです。
玉の数が偶数
偶数は安定感や調和、平和を象徴していると考えられています。
これはパワーストーンの世界でも同様です。
4、6、8などの偶数は、特に関係性やチームワーク、共同作業において調和を促進すると言われています。
2つの石が協力し合うように、家族やパートナー、仕事仲間との関係性を強化し、円滑なコミュニケーションをサポートするとされます。
また、コミュニティや集団の中での絆や一体感を高める効果が期待できるでしょう。
偶数の玉数のデザイン
きれいに左右対称になるため、デザインが作りやすいです。
数種類の石を組み合わせるのがおすすめ。
「5大吉数字」も良いかも
「5大吉数字」として挙げられる「15」、「24」、「31」、「32」、「52」。
風水や数秘術などの信仰や文化において、特に吉とされる数字です。
5大吉数字は、パワーストーンブレスレットの玉の数を決める良い案です。
15
「15」は調和とバランスの象徴。
1(始まりや独立性)と5(自由や変化)のエネルギーを合わせ持ち、新しい始まりに向けた安定した基盤を築く力があるとされます。
また、1と5を足した「6」は家庭の幸福や愛情、調和を意味し、家庭運を向上させる数字とも言われます。
24
「24」は支援と愛情の象徴。
2(協力や関係性)と4(安定や実用性)の組み合わせで、家族や友人からのサポートが得られることを示しています。
人との強い結びつきや信頼関係を築く力を象徴し、人間関係の向上に良い影響を与えると言われています。
31
「31」は自己表現とコミュニケーションの象徴。
3(創造性や社交性)と1(リーダーシップや新しい始まり)が組み合わさっており、自己のアイデアや想いを表現し、それを実現させる力を持つとされています。
創造的なプロジェクトやアート、コミュニケーションに関する分野で成功を収めることを示唆しています。
32
「32」は柔軟性と適応力の象徴。
3(創造性や社交性)と2(調和や協力)が組み合わさり、様々な状況に対応し、周囲と調和を保ちながら自己表現をする力があるとされます。
社交的な活動やチームワークが成功に繋がることを示しています。
52
「52」は変化と自由の象徴。
5(冒険や変化)と2(バランスや協力)が組み合わさり、変化を恐れず、新しい体験に積極的に取り組む姿勢を示します。
人生で新しい道を切り開き、その過程で学び成長する力があると言われています。
パワーストーン 石の数は何種類が良い?
ブレスレットの石の種類を決める際、シンプルに1種類だけにするか、複数種類を組み合わせるか悩みますね。
それぞれの組み合わせが持つ意味を知っておきましょう。
1種類だけの石
その石が持つ力を集中して体感したいときに適しています。
例えば、落ち着きをもたらすアメジストや、自信を高めるタイガーアイなど、特定の効果を求める場合には、1種類の石で構成されたブレスレットがおすすめです。
2種類の石の組み合わせ
それぞれの石が持つエネルギーが互いに補完しあい、新たな効果を生み出すことが期待できます。
例えば、愛と癒しのローズクォーツと、プラスのエネルギーをもたらすシトリンを組み合わせることで、心のバランスを整え、前向きな気持ちを育むことができます。
後ほど、相性抜群の石の組み合わせをご紹介します。
3種類の石の組み合わせ
複雑で多面的なエネルギーを持ちます。
身につける人のさまざまな面に対してバランス良く作用し、全体的な調和と幸福感をもたらすことが期待できます。
例えば、保護のためのブラックトルマリン、エネルギーの活性化のためのカーネリアン、そして集中力を高めるためのフローライトなどを組み合わせることで、身体と心、そして精神の三位一体のバランスを目指すことができます。
それ以上の石の組み合わせ
石の数が多くなるほど、さまざまな意図や願いを込めることができますが、相性に注意する必要があります。
石のエネルギーが対立することで、期待した効果が得られないこともあります。
デザイン的にはあらゆるパターンが組めて、唯一無二のブレスレットができますが、それぞれの石の意味をよく理解し、相互に補完し合う組み合わせを選ぶことが重要です。
複数の種類で作る メインの石の配置
パワーストーンのブレスレットにおいて、メインの石の配置はエネルギーと意味に大きく影響を与えます。
特に、三角形、四角形、五芒星(ごぼうせい)といった形は、特別な効果が期待できます。
これらの形は伝統の中で象徴的な意味を持ち、その力を借りることができるとされています。
五芒星とは、一筆書きの星型の事です。陰陽道の陰陽五行説で有名ですね。
例えば五芒星の場合、一番重きを置くメインの石を5個にして、その他をサブの石たちで構成します。
三角形(メインの石数が3個)
バランス、調和、創造性の象徴です。
基盤をしっかりと固め、頂点に向かってエネルギーを集中させる形状は、目標達成やプロジェクトの成功を後押しする力があるとされています。
また、過去・現在・未来という時間の流れや、身体・心・精神という人間の三要素のバランスを象徴しています。
四角形(メインの石数が4個)
安定性、実用性、地に足がついた現実感の象徴です。
四方を固める形は、身の回りの環境を整え、内外の安定を促進する効果が期待されます。
日常生活での安定や物質的な豊かさを求めるときに適しています。
五芒星(メインの石数が5個)
保護、魔除け、神秘的な力の象徴です。
五芒星は、木・火・土・金・水という自然の五元素を表し、これらの力を均衡させるとされています。
人間の頭と四肢を表す形として、身体と精神の健康を守り、高次の意識へと導く力があると言われています。
相性の良い最強の組み合わせ
割と多くの方が選択する、石の種類を2種類にした場合。
その石の相性の良い組み合わせをご紹介します。
アメジスト & ローズクォーツ
アメジストは精神的な平穏を促し、ローズクォーツは愛と癒しのエネルギーをもたらします。
内面の平和と心の癒しをサポートします。
シトリン & タイガーアイ
シトリンは豊かさと成功を象徴し、タイガーアイは決断力と目標達成のサポートに関連付けられます。
キャリアやビジネスの成功を促すと考えられています。
ブラックオニキス & ヘマタイト
ブラックオニキスは保護と強さを、ヘマタイトは接地とバランスを提供します。
精神的な保護と身体的な強さのバランスをもたらすとされています。
ラピスラズリ & ターコイズ
ラピスラズリは真実と内省の石、ターコイズは治癒と保護の石です。
内面の真実を見つめ、同時に保護と癒しを得るために推奨されます。
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クリアクォーツ & スモーキークォーツ
クリアクォーツは全てのエネルギーを浄化すると言われ、スモーキークォーツはネガティブなエネルギーを吸収し地に足をつけます。
精神的クリアさと感情的安定を目指します。
ムーンストーン & ラブラドライト
ムーンストーンは直感と感情の石、ラブラドライトは変化と保護の石です。
変化への適応と直感の強化をサポートするとされています。
ガーネット & ピンクトルマリン
ガーネットは情熱とエネルギーを促進し、ピンクトルマリンは愛と優しさをもたらします。
情熱と愛のバランスをもたらすための組み合わせです。
ペリドット & シトリン
ペリドットはポジティブな感情と成長の石、シトリンは豊かさと成功をもたらします。
ポジティブな成長と物質的成功を引き寄せると言われています。
マラカイト & アクアマリン
マラカイトは変化と保護、アクアマリンは穏やかさとコミュニケーションをサポートします。
変化への適応とコミュニケーションの向上を助けます。
アベンチュリン & ルビー
アベンチュリンは幸運とチャンスを、ルビーは情熱と活力を象徴します。
新たな機会を引き寄せつつ、それを追求するエネルギーと情熱を与えるとされています。
まとめ:パワーストーンブレスレットの玉の数は偶数奇数?
- パワーストーンのブレスレット選びでは玉の数が重要である
- 玉の数にはそれぞれ特別な意味が込められている
- 奇数の玉は「陽のエネルギー」を象徴する
- 偶数の玉は「陰のエネルギー」を表す
- 素数の玉数はより強力なスピリチュアルな影響を持つ
- ブレスレットのデザインは玉の数によって左右される
- 玉の数が奇数や素数の場合は中心にメインの石を配置するデザインが適している
- 偶数の場合は左右対称のデザインが作りやすい
- 「5大吉数字」には特に良いエネルギーがあるとされる
- パワーストーンの組み合わせは意図や願いに合わせて選ぶべきである
- 1種類の石のブレスレットはその石の力を集中的に感じることができる
- 複数の石を組み合わせると、異なるエネルギーが補完しあう
- 3種類以上の石を使う場合は相性に注意が必要である
- メインの石の配置はブレスレットのエネルギーに大きな影響を与える
- 三角形、四角形、五芒星の配置は特別な効果が期待できる
- 相性の良い石の組み合わせは特定の効果を高めることができる