パワーストーンは、その美しさと神秘的な力で多くの人々に愛されています。
これからパワーストーンを購入しようと考えている方にとって、その取り扱い方を知ることはとても重要。
石はそれぞれ異なる特性を持ち、適切に扱わなければその美しさや効果が損なわれることがあります。
この記事では、パワーストーンの取り扱いにおける注意点についてご紹介します。
硬度、水、光、乾燥、香水、温度など、日常生活で気をつけるべきポイントを詳しく解説し、あなたの大切なパワーストーンを長く美しく保つためのガイドラインをお伝えします。
これを参考に、安心してパワーストーンを楽しんでください。
- パワーストーンの適切な取り扱い方法
- 各モース硬度ごとの注意点
- 化学薬品や紫外線などに対する石の耐性
- 湿度や温度管理の重要性
パワーストーンの取り扱い注意点【硬度】
モース硬度が低い
モース硬度が低い石は、傷つきやすく取り扱いには特に注意が必要です。
これらの石は摩耗や衝撃に対して脆弱であり、日常的な使用で簡単に損傷する可能性があります。
モース硬度とは、鉱物の硬さを評価するための尺度で、鉱物が他の鉱物を引っかいたときにできる傷の付きやすさを基準にしています。
モース硬度ごとの取り扱い注意点
| モース硬度 | 取り扱い注意点 |
|---|---|
| 10 |
|
| 9 |
|
| 8 |
|
| 7 |
|
| 6 |
|
| 5 |
|
| 4 |
|
| 3 |
|
| 2 |
|
| 1 |
|
パワーストーンのモース硬度
有名なパワーストーンを書いています。
誕生石に登録されている石はすべて入っているので参考にしてください。
| モース硬度 | パワーストーン |
|---|---|
| 10 | ダイヤモンド |
| 9 | ルビー, サファイア, クリソベリル・キャッツアイ,アレキサンドライト, パパラチアサファイア |
| 8 | トパーズ, ベリル, アクアマリン, モルガナイト, エメラルド |
| 7 | アメジスト, クンツァイト, シトリン, ガーネット, スピネル, ジルコン, アイオライト,インカローズ, カイヤナイト, ペリドット, ルベライト |
| 6 | ムーンストーン, サンストーン, アマゾナイト, ペリドット, トルマリン, タンザナイト,アイオライト, ラブラドライト, カーネリアン, ホワイトバッファロー, グリーンアベンチュリン, オニキス, ブラッドストーン, アンデシン, タイガーアイ, ルチルクォーツ, ローズクォーツ, モリオン, メノウ, ラリマー, スギライト, チャロアイト |
| 5 | ソーダライト, オパール, ラピスラズリ, ターコイズ, スフェーン,スフェーン, インかローズ, エンジェルシリカ, オブシディアン |
| 4 | フルオライト, マラカイト, スミソナイト,マラカイト |
| 3 | カルサイト, アズライト, 珊瑚 |
| 2 | セレナイト, ジプサム, アンバー,ジェット |
| 1 | タルク, パール |
パールの一般的なモース硬度は2.5-4.5ですが、コンキオリンと呼ばれる有機物質の量で柔らかくなります。
また、天然パールと養殖パールでコンキオリンの量が異なるため、硬度に注意！ということで１にしています。
パワーストーンの取り扱い注意点【硬度以外】
日常的な使用では、傷つきやすさの他にも取り扱いに注意する点があります。
化学薬品に対する耐性
パワーストーンの中には、化学薬品や洗剤、香水などに敏感なものがあります。
これらの物質が石に触れると、変色や表面の劣化を引き起こすことがあります。
特に、カルサイトやマラカイトなどの柔らかい石は、化学薬品に非常に弱いです。
パワーストーンを身につける際には、香水やヘアスプレーなどを使用した後に着用するようにしましょう。
該当するパワーストーン
- カルサイト
- マラカイト
- ラピスラズリ
- トルコ石
- パイライト
紫外線と光
日光や紫外線に長時間さらされると、色褪せる石があります。
例えば、アメジストやクンツァイトは、紫外線によって色が薄くなることがあります。
これらの石を保管する際には、直射日光を避け、暗所に保管することをお勧めします。
また、長時間の展示や使用時には、紫外線防止フィルムなどを利用すると良いでしょう。
該当するパワーストーン
- アメジスト
- クンツァイト
- アクアマリン
- フローライト
- スモーキークォーツ
温度変化
急激な温度変化や高温にさらされると、石が割れたり変色したりすることがあります。
オパールやムーンストーンなどの含水鉱物は、急激な温度変化に特に敏感です。
これらの石を温度変化の激しい場所に置かないようにし、温度管理をしっかり行うことが大切です。
該当するパワーストーン
- オパール
- ムーンストーン
- クラック水晶
- オブシディアン
- スミソナイト
湿気と乾燥
過度な湿気や乾燥は、石の構造に影響を与え、ひび割れや色の変化を引き起こすことがあります。
例えば、アンバーやオパールは湿気や乾燥によって割れやすくなります。
湿度が高い場所では、除湿剤を使用するなどの対策を取り、乾燥しすぎる場所では加湿器を使用して適切な湿度を保つようにしましょう。
該当するパワーストーン
- アンバー
- オパール
- アズライト
- ターコイズ
- セレナイト
衝撃と圧力
衝撃や過度な圧力を避けることが重要です。
特に脆い石は簡単に割れる可能性があります。
例えば、セレナイトやフルオライトは非常に脆いため、取り扱いには特に注意が必要です。
石を保管する際には、柔らかい布やクッション材で包み、他の硬い物と接触しないようにすると良いでしょう。
該当するパワーストーン
- セレナイト
- フルオライト
- カルサイト
- ジプサム
- ハウライト
水への耐性
水に弱い石があるため、水に浸けないようにすることが重要です。
例えば、ラピスラズリやマラカイトは水に弱く、長時間水に触れると変質することがあります。
これらの石を清掃する際には、湿った布で優しく拭く程度にとどめ、水に浸けないようにしましょう。
該当するパワーストーン
- ラピスラズリ
- マラカイト
- セレナイト
- トルコ石
- アズライト
まとめ：パワーストーンを購入する前に【硬度、水、光、乾燥、香水、温度】に注意する石はコレ
- パワーストーンは適切な取り扱いが重要
- モース硬度に応じた取り扱いを確認する
- 硬度が低い石は傷つきやすい
- 化学薬品に弱い石があるため注意が必要
- 香水や洗剤に触れないようにする
- 紫外線や光による色褪せに注意
- 石を直射日光から守る
- 急激な温度変化に敏感な石がある
- 高温にさらさないようにする
- 過度な湿気や乾燥を避ける
- 石を適切な湿度で保管する
- 脆い石は衝撃に弱いため注意
- 圧力をかけないようにする
- 水に弱い石は浸けない
- 石の清掃は湿った布で優しく行う
